これまでに何度か「不倫」という言葉が流行しました。
歌手小林明子さんの「恋におちて」が大ヒットしたのが1985年。90年代には小説「失楽園」が話題になり、映画化されました。
今では不倫という言葉は、すっかり定着した感があります。
ここ数年は「ダブル不倫」という言葉もよく聞かれます。さほど珍しくもない恋愛スタイルとして定着してきたのです。
不倫の恋に走った女性は、よく「好きになった人に、たまたま家庭があっただけのこと」と言います。
でも、不倫に走る女性の多くは、家庭のある人を求める気持ちが心の奥にある場合が多いようです。
不倫は密やかに進行する恋ですから、2人の関係はオープンになりません。しかも、奥さんがいる相手なら、自分が男友だちと遊んだってお互いさまでしょ、と罪悪感も持たずにすむわけです。
自分では、一石二鳥の都合のいい相手を選んでいるつもりかもしれませんが、不倫の彼にとって、こういう女性は非常に都合のいい女であるのも事実。
中途半端な関係がダラダラと続くだけで、ほんとうに幸せで、安定した気持ちになることは難しくなります。
不倫