セックスの男女差

人間には、ほかの動物のような発情期がありません。

そのかわり「愛している」「好き」「嫌い」「憎んでいる」といった精神の世界とセックスが密接な関わりを持っています。いつしか人間にとって、愛とセックスは表裏一体のものになったのです。

このため、心からの愛と性欲が結びついたとき、性の喜びは極上のものになります。これは男女両方に共通する感覚です。

しかし、性欲の影響を強く受けている男の場合、愛がないセックスがかなり簡単に成り立ってしまうのも事実です。

その行為だけを切り離して楽しむこともできるのが男の特徴です。

女性の場合は愛する人以外とのセックスには抵抗を感じる人が多く、いったんそういう関係になるとますます愛情が深まるという性質があります。

そして、相手もそうなのではないかと思いがちです。

そこで「愛とセックスを切り離したい男性」と「セックスで愛が深まると思った女性」との間にギャップがしばしば生まれるわけです。

ここで注意したいのは、ある女性とは遊びでセックスをする男性でも、別の女性とはしっかりした愛に裏打ちされたセックスを行なう場合もあるということです。また、長く関係が続いてもけっして飽きず、愛情を注ぎ続けることもできるのです。

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