2013年9月アーカイブ

不倫中の独身女性は、相手の男性の言葉のはしばしから妻の像をあれこれ思い描く。

ふたりでデートしている時に妻について多かれ、少なかれ、男性はしゃべる。

妻をほめたたえる男性はいない。

メチャクチャにけなす男性はいる。

ほんのちょっと誉めて、多くをけなす男性が大半だ。

女性は努めて冷静に聞いている。

その時は風が吹き抜けた気でいる。

しかし、その風が落としていった砂は、あとから女性の心に沈殿して不快感を残す。

側にいるのに、遠い。

これくらい淋しくてせつないことはない。

だったら、ひとりになったほうがいいと思うようになる。

「指輪はずしてよ」。口が裂けたって絶対に言わないと誓っている言葉。

食事をしながら、ナイフにライトが反射する光より、指輪の鈍い光のほうが女性の胸にはこたえる。

男性の左手が動くたびに、銀の指輪の軌跡を感じる。

結婚してるんだな、この人。

何度も脳裏をよぎる。

結婚してるからってなんなのよ。

もうひとりの自分がそっと囁く。

左手のリングを無視して、付き合いが始まる。

女性はいつも妻から見られているような気がする。


不倫相談

不倫で生じる疑問

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不倫で生じる疑問。

賢い女性は、これらの疑問を抱いても、彼には一切質問しないかもしれない。

逆に浅はかな女性は、事あるごとに彼を質問責めにするかもしれない。

だがいずれにせよ、答は同じなのだ。

"いくら理詰めで考えたところで、なるようにしかならない"。

別れる時以外にも、もちろん不倫の女は泣きたくなることがある。

恋そのものを否定する時、彼が自宅に足を向ける時、そして妻よりも先に出会っていればとジレソマを感じる時、彼がせつなく辛い顔を見せた時。

だが、基本的に彼の前で涙してはいけない。

セソチな気分が好きな人はともかく形こそ違っていても、恋は恋に変わりないと前向きな姿勢でいたいのなら、めそめそ泣くのはやめにしよう。

不倫の場合、悲しみはロマンチックなセンチメンタリズムと化す。

しかも困ったことに、セソチメソタリズムにナルシズムがプラスされて、自らを"世界中で一番辛く悲しい想いをしている女性"だと思い込むことさえある。

自分を責めることだけはしないでほしい。

責めるかわりに布団にもぐり込んで、たくさん涙を流してほしい。

本当に悩んでいるなら、やっぱりひとりで考えてみるしかないと思う。


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