2014年4月アーカイブ

不倫と金銭的な安定

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近頃の若い男女はホテルに行くとしても、男性が全額負担するわけではありません。

三回に一回は女性がホテル代をもったり、レストランで食事をするときでも、ワイン代を出すなど、一方的に男に寄りかかることは少なくなりました。

とはいえそれは長い期間ではなく、結婚するまでの短期間であったり、つき合いをやめるまでの一時的なものです。

ところが結婚外恋愛ともなると、同棲を含めて愛の期間は長くなり、ときに女性の家や部屋が愛の巣になることもあり得ます。

こうなると、思ったより出費は女性側にかかってきて、貯金をとり崩す人も驚くほど多いのです。

別の角度からいえば、金銭的な安定がなければ、不倫(結婚外恋愛)は成り立たない、ともいえるのです。

もっともよくある例は、肉体関係をもつようになった最初のうちはホテルを使いますが、その出費に耐えられなくなると、「もったいないから、私の部屋に来て」と女性が男を誘います。

男にとって、それまではワンノムゼム、つまり何人かの女の中の一人だったのが、ここで彼女、恋人、愛人、といった名称に変わるのです。

男としては仮にそう積極的でなくとも、女性が部屋を提供してくれるとなると必ず入り浸るようになり、女性も妻的気分を一時的にも味わえるところから、この形式が断然多いのです。


私たちを縛る愛は男女だけのものではなく、家族の愛もあります。

どんなに愛し合っていても、相手の家庭に小さな子がいると、その愛は実を結ばない、と思わなければなりません。

中でも娘をもつ男性、その娘への愛を断ちきれないといわれます。

成人に近くなった息子と娘は、話し合いで納得させられる

小さくても男の子は母親につくので、別れることができる

日幼い娘は父になつくので捨てるわけにはいかない・・・・

男の頭の中には、通常であれば、こういう図式が描かれています。

実はこれだけでなく、その男がどういう家庭環境で育ってきたかも重要です。

たとえば、私の知人は、二歳のときに父親が亡くなったため、兄弟は相当苦労しました。

中でも姉は貧しい中で早くから働きに出たものです。

そういう姿を記憶に焼きつけていると、結婚して家族をもっても、男の子はいつかは強くなるが、女の子はできるだけ父親がカバーしてやらなければならない、と強く思ってしまうのです。

私の知人には離婚してまで新しい恋を成就しようという経験は、幸か不幸かなかったため、非情な決心をする機会を一度ももちませんでしたが、こういった男の育ちも、現実には無視できません。

口では「愛している。一緒になろう」といいつつも、心の中で思いまどっていることはたしかで、女性のほうも強く押しては、かえってガラスの愛が壊れる危険性を悟らなければなりません。

不倫の愛に留めておくか、それを社会的に公認してもらうかは大きな境目です。