私たちを縛る愛は男女だけのものではない

私たちを縛る愛は男女だけのものではなく、家族の愛もあります。

どんなに愛し合っていても、相手の家庭に小さな子がいると、その愛は実を結ばない、と思わなければなりません。

中でも娘をもつ男性、その娘への愛を断ちきれないといわれます。

成人に近くなった息子と娘は、話し合いで納得させられる

小さくても男の子は母親につくので、別れることができる

日幼い娘は父になつくので捨てるわけにはいかない・・・・

男の頭の中には、通常であれば、こういう図式が描かれています。

実はこれだけでなく、その男がどういう家庭環境で育ってきたかも重要です。

たとえば、私の知人は、二歳のときに父親が亡くなったため、兄弟は相当苦労しました。

中でも姉は貧しい中で早くから働きに出たものです。

そういう姿を記憶に焼きつけていると、結婚して家族をもっても、男の子はいつかは強くなるが、女の子はできるだけ父親がカバーしてやらなければならない、と強く思ってしまうのです。

私の知人には離婚してまで新しい恋を成就しようという経験は、幸か不幸かなかったため、非情な決心をする機会を一度ももちませんでしたが、こういった男の育ちも、現実には無視できません。

口では「愛している。一緒になろう」といいつつも、心の中で思いまどっていることはたしかで、女性のほうも強く押しては、かえってガラスの愛が壊れる危険性を悟らなければなりません。

不倫の愛に留めておくか、それを社会的に公認してもらうかは大きな境目です。