2015年6月アーカイブ


征服欲を満足させる結婚は妻にはできません。

なぜなら結婚生活では、妻が支配権を握っているからです。

また主婦という日常性と常識性を兼ね備えてしまった女性は、アブノーマルなものを受けつけなくなります。

こういった状況をよく観察すると、あまり男を積極的に受けつけるのは考えものであり、結局自分のオリジナルな生活を破壊してしまう危険性が高いのです。

そこで最初から会う回数をやや少なめにする、冷静な知恵が要求されることになります。

こうしておけば、女性は少なくとも自分の私生活を守ることができます。

経済の原則に「高くなるなり方が速ければ速いほど下がり方は大きくなる」という株式相場観がありますが、これは男女のデートにも適用される原則で、最初から一週間に一回会いたいところを二週に一回にしておけば、それなりのルールが確立されて、比較的静かな愛の生活が保たれるものです。

またこうしておけば男に溺れることもなく、冷静な目で自分の生活を観察できることでしょう。

最初はうれしくて舞い上がっても、最後は泣きわめくという女性は、毎日毎晩でも彼を求めたがるタイプであることを忘れてはなりません。

もともとこのタイプでは愛人生活に浸る資格はないのです。


同棲同然、夫婦同然になっていて問題がないようであれば、幸せな不倫といえます。

それだけ自由であることはめったにないからです。

しかしこういう生活は往々にして、独身女性の部屋を中心に行われていることが多く、特に何回かの結婚を交わしたのちに男が転がり込んでくる形が一般的です。

しかしこの形式は最初のうちこそ、一種の疑似夫婦生活を営むものだけに、女性にとって新鮮で心楽しいものですが、そのうち男は必ずわがままになると同時に、結婚つきのセカンドハウス視していくのがオチです。

なにしろ高いお金を出して軽井沢に別荘を買ったとしても、そこに女を連れ込める男は少ないでしょう。

それが会社の帰りに、比較的小ぎれいな部屋と結婚を待ち望んでいる女性がいるのですから、いっときは天国のようなものです。

その女性が自分を常に待ち望んでおり、ときにはアパート、マンションのキーまで預けてくれるのです。

性欲が高まれば、いつなんどきでも訪れて快楽の淵に沈むことができるとすれば、男は自由奔放になるうえに、命令者になることさえできます。

また女性のほうも、憧れの上司や医師を恋人にしたことで、愛をどんどん注ぎ込みます。