2015年9月アーカイブ

不倫はカンを鋭くする

 日本のトキが赤ちゃんのとき、知らない人が入ってきたら急に座り込んで、身動きもしなかったことがあります。

 
餌を運んでくれる人には首を伸ばして催促するのに、実にカンが鋭い鳥であることが分かります。
 
人間の赤ちゃんにもこの直感力が備わっていますが、生後五カ月たつと、抱かれたときの感触と、抱いた人の胸の鼓動の速さと強さで、母親でないことをすばやく悟り、泣き出すといわれます。
 
この習性は大人になってから男は仕事や金銭上の成功への直観にすぐれる体質となっていき、女性は防御、危険への直感力にすぐれた性質をもつようになるのです。
 
とはいえ女性の中にも特にカンが鋭い人とそうでない人がおり、みすみす危ない男だとはたから見ていて分かる男に引っかかって、泣く女性がいることもたしかです。
 
ことに不倫は、女性が損する率が高いだけに、カンを鋭くする必要があります。
 
このひとつの方法として赤ちゃんに返ったつもりで、抱かれたとき、男の鼓動に顔を押しつけて聞いてみましょう。
 
本当にあなたに合った男であれば、その鼓動を聞いているうちに安心して眠くなるものです。
 
それは父親に抱かれた懐かしい思い出を呼び起こすからですが、父親の鼓動(もちろん忘れているでしょうが、体の記憶が忘れていません)に近い男性ほど、安心できるのです。
 

 私たちは一人ひとり、それぞれの資源をもっています。

 
知能、健康、収入、学歴、魅力(女性であれば美貌)の五つがそれであって、それにふさわしい職業をもっているはずです。
 
しかし現実にはもてない人もおり、そこが複雑になるのですが、新しい彼が資源通りの職業や経歴をもっていれば、女性もプラスの運勢になります。
 
ところがその彼が資源通りになっていない場合、女性はマイナスの運勢を背負ってしまうのです。
 
しかし女性は最初のうち、そんなことは分かりません。
 
大企業に勤めていれば、「すごい!」と単純に思ってしまいますし、海外留学していれば、「すてき!」と舞い上がってしまいます。
 
実際には大企業に勤務していようが、海外留学していようが、その男性はうっ屈した毎日を送っているかもしれないのですが、そういった内面まで分からないのがふつうです。
 
がしかし、分からないまま、女性は彼のマイナス運を背負ってしまい、今度は女性のもつ資源のうち、収入が彼のほうに流れ出したり、健康を損ねたり、そのうち魅力まで槌せてくるのです。
 
こうなることを防がないと、彼とのつき合いが長びくにつれてどんどん運勢が下降線をたどり、半年か一年のうちに、資源が半減してしまう恐れもあります。
 
そうなってからでは遅過ぎます。
 

 運命が上昇するか下降するかは、ほんのちょっとした判断の差ですが、恋愛、結婚、離婚においては、あまり"さっぱりしすぎない"ことが重要でしょう。

 
「私、もう一日も夫と一緒にいられないわ。早くあなたも、いまの家から私を救い出して!」
 
女性からすると、この言葉は新しい恋人をよろこぼせると思うかもしれませんが、そうとはいえません。
 
何人もの男とつき合った方は分かると思いますが、男という動物は女性が考えるよりはるかに優柔不断で、煮えきらないものです。
 
夕食ひとつでも、
「なにが食べたい?」
と女性が聞いても、
「なにがって、急にいわれてもなア。なんでもいいよ」
 
と答えるのがふつうで、すしとかスパゲッティなどと、はっきりいう男性はめったにいません。
 
これは企業や職場に長年いる間に、上司や仲間をさしおいて、自分の希望や考えをいわないほうが安全、という習慣が身に染みついたからであって、中年になるに従い、この傾向が強くなります。
 
つまり、年齢がふえるに従って決断力が鈍くなる男が多く、それだけに女性から「早く、早く」と催促されるのをうとましく思うようになるのです。