2017年4月アーカイブ

結納品は両家同格にする

 結納は、両家のあいだで正式に婚約を成立させるための、日本古来のしきたりです。

 

これを現代風に脚色し、筋書きを簡単にして行なう場合でも、両家であらかじめ準備しなければならないものがあります。

 

いわゆる結納品がそれです。

 

昔の結納品は、するめ、昆布、かつおぶしなどの縁起物を実際にそろえて贈ったものですが、現在はすっかり様式化されて、デパートなどでセットになったものが売られています。

 

結納品目の中に結納金を加えるのは、昔、男性側からの結納品には帯地、女性側からの結納品には袴地が含まれていたところ、時代が変わって、「御帯料」「御袴料」と称して現金を交換するようになり、以来そのまま現代に至っているためなのです。

 

結納品目は正式には九品目とされており、長熨斗(ながのし)、末広(すえひろ)、友志良賀(ともしらが)、子生婦(こんぶ)、寿留女(するめ)、勝男武士(かつおぶし)、家内喜多留(やなぎだる)、目録(もくろく)、金包(きんぽう)の九品です。

 

略式の場合は、勝男武士と家内喜多留を除いた七品目、さらに寿留女と子生婦を除いた五品目などがあります。

 

結納品目を正式、略式いずれにするにしても、両家で同格の品目にするのがしきたりです。

 

仲人を通してあらかじめ打ち合わせてきめておくようにします。

 

なお、現在一般的に行なわれている結納品目は、昔のおめでたい意味を持った縁起物の結納品を様式化したものです。

 

 結婚相談所

結納の由来

結納とは、「言納(言入=いひいれ - 結婚の申し込み)」が、「ゆいいれ」(「結納(ゆいいれ)」)と託り、さらに「納」を「のう」と音読するようになったもので、婚約の証として両家が金銭、酒肴などをとりかわすことを意味する(「広辞苑」)という解釈と、「ユイノモノ」といい、両家が新しく姻戚関係を結ぶときに、一席を設けて飲食を共にする酒肴を意味する言葉だったという説があります。

 

いずれの説が正しいかは別として、婚姻の際のたいせつな儀式を意味するという点では一致しているといえます。

 

さて、この結納ですが、婚約のしるしに男性が酒肴や縁起物、身のまわりのものなどを女性に贈り、これに対し、女性が嫁入りのときにみやげものを持参するとか、婚約のしるしに、お互いに衣装、装身具、酒肴などを交換するとか、さらには、品物の代わりに現金(男性は「御帯料」、女性は「御袴料」)をとりかわすようになるなど、すこしずつその内容が時代の変遷とともに変わってきました。

 

そして現代、結納は婚約を表わす形式的な方法として、いっそう簡略化されています。

 

本人、両家に異存がなければ、結納の儀式を省略することもできますし、婚約指輪と記念品の交換だけで、簡素に婚約を整えることもできるわけです。

 

けじめをつけるために結納はきちんと行なうという場合でも、昔のように手間と時間をかけずに、簡便で合理的な方法をとるようになっています。

 

時代とともに結納が様変りしても、その意味するところに変わりはありません。

 

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