媒酌人の心得 その1

  • 投稿日:
  • by

 媒酌人は、他人の人生の大事にかかわる立場としてはどのようにあるべきか。縁談から挙式までその基本的な心得を考えます。

◆縁談から婚約までの心得

一般的には、自他ともに世話好きを認める人が、仲人を頼まれることが多いようです。

 

確かに人の世話をすることが嫌いな人には、仲人の役はつとまりません。

 

けれども世話好きであれば、仲人の条件としてじゅうぶんかというと、けっしてそうではありません。

 

仲人は責任の重いたいへんな役目です。

 

人と人との結びつきにかかわるまじめな仕事ですから、無責任な軽い気持ちで引き受けるのはつつしむべきだといえます。

 

なお、仲人と媒酌人は同じものと考えられているようですが、仲人はふたりの男女の縁談をまとめ、見合いから始まって無事に婚約が整うまで、双方の仲介役を任務とするものです。

 

媒酌人は挙式の当日、結婚式の立ち合いと介添えをつとめるのが、その役目といえます。

 

縁談のとりまとめから挙式まで、一貫して務める仲人 ? 媒酌人として依頼される場合もありますし、挙式の媒酌は社会的地位の高い人に、別に依頼するケースもあります。

 

仲人を頼まれたら、まずその点を確認しておくことが必要です。

 

挙式の媒酌を含むつもりで引き受けたら、結婚式には別の人を頼むことがあとになってわかり、お互いに気まずい思いをするという事態にもなりかねません。

 

浮気相談