◆披露宴までの時間に新婦に軽食をとらせる
披露宴が始まるまでの時間を利用して、結婚式の緊張をとき、飲みものや軽いおつまみで気分をリラックスさせておきます。
新郎新婦は、式は終わったものの、これから大勢の招待客の前で、またしばし緊張の時間を過ごすわけですから、控え室では気分をほぐしてゆっくりできるように、気をつかってあげるのも媒酌人夫妻の役目です。
特に新婦は披露宴がおひらきになるまで、満足に食事をとることもできない場合が多いものです。
◆記念撮影の並び方
緊張と疲労のあまり、気分が悪くなる花嫁も中にはいます。
媒酌人夫人は新婦の様子に、つねに注意を向けていなければなりません。
開宴までのあいだに、軽い飲みものやサンドイッチなどをすすめ、体調を整えておくように新婦に助言するのも媒酌人夫人の務めです。
また、美容室へ付き添って行き、婚礼衣装の乱れを直し、化粧を整えてもらうようにてきぱきと行動することも忘れないでください。
◆葬儀とかさなってしまったら
一般の参列者なら、今生の別れの儀式ですから、葬儀に出席するのが妥当ですが、媒酌人とか主賓という立場は、他の人に代わってもらうわけにもいきませんので、結婚式に出席します。
葬儀には代理人を参列させ、自分は通夜に出席して焼香と告別をしておくように心がけます。
なお、双方に出席できる場合でも、同じ日に結婚式と葬儀に出席することはつつしみます。