両親のあいさつを受けるとき

  • 投稿日:
  • by

恋愛で結ばれた当事者から、媒酌人を依頼されたときは、それぞれの両親にも会っておきたい。

自宅に迎えるときは、茶菓の用意程度でもよいが、食事時間に招いてもてなすのも親しみが増してよい。

慶事なので、茶菓でもてなすときは、緑茶は縁起がよくないとする風習を考慮して、桜湯など用意できるとよい。

互いに多忙だったら、レストランで昼食をとりながらといったように、臨機応変にあいさつの場を設定したい。

しかし、お祝いを当日に持参するのはかなり略式なので、なるべく挙式前に贈りたい。

現金でもよいが、品物にするときは、二人の希望を聞いて贈るようにする。

ただし、仲人も媒酌人も、挙式後には謝礼を受け取ることになる立場なので、現金にする場合も、あまり額を多くしないようにする。

しかし、親しさが深い間柄であるほど多めにし、名誉媒酌人なら形程度でもいいし、場合によっては贈らなくてもよい。

どちらにする場合も、上書きは「寿」または「御祝」とする。

贈るときは、送付したり、ついでに手渡したりすることは避け、両家を訪問して渡すのが正しいマナーとされている。

上質の和紙に包んで、のし、水引(金銀または紅白の結び切り)を用いればさらに正式。

正式には吉日の午前中に訪問するが、さして格式を重んじる家でなくても、夜は避けたい。

 

不倫相談