■披露宴での媒酌人のあいさつ
媒酌人にとって、最も気にかかるのは、披露宴のあいさつであろう。
下準備はなるべく早く始めておきたい。
きちんとしたあいさつをするためには、披露宴の規模やスタイルをしっかり把握しておくことがまず大切。
打ち合わせのときに、披露宴のイメージをしっかりつかんでおくようにしたい。
新郎新婦の紹介は欠かせないので、二人の名前や、学校、会社名などの固有名詞は、本人たちによく確認しておくこと。
また、幼いころのエピソードや両親の話も聞き、あいまいな点は確かめ、メモをしておきたい。
三、四日前ぐらいから夫人を相手にスピーチの練習をしておくといい。
聞きとりにくい点はないか、話はわかりやすいか、などがチェックポイント。
また、多くの会場では、マイクが使われるので、マイクの使い方にも気をつける必要がある。
■挙式当日のチェック
服装、持参する物は、一週間から十日前ぐらいから始めておきたい。
服装の基準は、新郎新婦の装いに準ずること、披露宴のスタイル(格式ばったものか、若い人中心のものかなど)に合わせて選ぶこと、など。
新郎新婦や両親との打ち合わせが必要になる。